これぞマニアに伝えられる学習装置を使ったポケモン育成方法の極めです。
よく「学習装置もたせてレベル2のニドランを倒しまくる」ってやつの基本的なところです。

このページ作るきっかけになったのは、「純くん」からのメールでした(ありがと〜)
    ちなみに「純くん式育成法」とは、「6匹+学習装置の状態で、6匹のうちの2匹で相手を倒すと、戦闘していない4匹の獲得経験値はゼロになって(倒す相手によります)、経験値(レベル)をまったく上げずに努力値だけいただく」 という方法です。
なんで経験値が0になるのか、戦闘に参加したポケモンの数とか、学習装置に関係した部分をもう一度解析してみました。


【学習装置と経験値、努力値の効果】

    例えばレベル3のコラッタの場合:
    計算の元になる数字は、努力値は HP=30 攻撃=56 守り=35 素早さ=72 特殊=25 経験値=57 です。(努力値の表を見てね)

    この表をもとに次のような計算がされます。すべての割り算の結果は「切り捨て」です。以下、学習装置を使った場合の計算方法。

      1.↑上の数字を2で割る 結果は 15 28 17 36 12 28 となりますね。

      2.この数字を「戦闘に参加したポケモンの数」で割ります
       例えば2匹で倒したとしたら、結果は 7 14 8 18 6 14 になります。1匹だとそのまま

      3.この数字が戦闘に参加したポケモンがもらえる努力値です。経験値はさらに、(この数字)x(相手のレベル)÷7 = 14x3÷7=6 になります

      --- ここから戦闘に参加しなかったポケモンのもらえる値 ---

      4. 2.の結果を「連れているポケモンの数」で割ります。
       例えば6匹連れていれば結果は 1 2 1 3 1 2 になります。

      5.この数字が「学習装置でもらえる分」です
       経験値は3.と同じ計算で、例えばこの場合は 2x3÷7=0 となって経験値0
       つまり努力値だけもらえる結果となりました(^^)

    ということで、これを数式化すると:


    努力値経験値
    戦ったポケモンa=(表の数字÷2)÷(戦闘に参加したポケモンの数) a x(相手のレベル)÷7
    学習装置の分 b= a ÷(連れている数) b x(相手のレベル)÷7

    ということで、攻略本とかには「レベル2のポケモンをひたすら倒し続ける」みたいなことが書いてあるようですが、それはあまりにもいい加減すぎです(^^;


【経験値0になるポケモン】(mit 学習装置)

まぁ実際は3匹以上ポケモンを参加させるのは、きっと「やってられない〜♪」と思いますので、2匹で倒した時に経験値0になるポケモンのリストです(実際に出現するものだけ。数字は戦闘に参加しなかったポケモンがもらえる努力値)

    ポケモンレベルHP
    コイキング〜L100(笑)00230
    ポッポL2,311121
    コラッタL2,312131
    オニスズメL2,312121
    ニドラン♀L2,321211
    ニドラン♂L2,312121

    これだと1番どうろ、22番どうろでかなりの確率で出現しますね(^^)



【育てる側から見た「使えるポケモン」】

そうは言っても、ある程度経験値をもらってもOKなものもいますよね(捕獲できるレベルと実際に対戦させるレベルまでに余裕がある場合とか) そんな時の為に学習装置を使って1匹で倒したとき、そこそこ少ない経験値になるポケモンの表です(実際に出現するものだけ かっこ内の数字はもらえる努力値)

      経験値0
        コイキング L5 (/1/0/4/6/1)

      経験値1
        オニスズメ L2,3 (3/5/2/5/2)
        ニドラン♂ L2 (3/4/3/4/3)
        ニドラン♀ L2,3 (4/3/4/3/3)
        コラッタ L2,3 (2/4/2/6/2)
        ポッポ L2,3 (3/3/3/4/2)
        コイキング L10 (1/0/4/6/1)
        ビードル L3 (3/2/2/4/1)
        キャタピー L3 (3/2/2/3/1)

      経験値2
        ピカチュー L3 (2/4/2/7/4)
        マンキー L3 (3/6/2/5/2)
        オニスズメ L4,5 (3/5/2/5/2)
        ニドラン♂ L3,4 (3/4/3/4/3)
        ニドラン♀ L4 (4/3/4/3/3)
        コラッタ L4,5 (2/4/2/6/2)
        プリン L3 (9/3/1/1/2)
        ポッポ L4,5 (3/3/3/4/2)
        コクーン L4 (3/2/4/2/2)
        ビードル L4,5 (3/2/2/4/1)
        キャタピー L4,5 (3/2/2/3/1)

    あとは計算してね。


【1番どうろ or 22番どうろ?】

ちょっとぐらいレベルは上がってもいいから、できるだけ楽に(^-^; 努力値Maxにしたい〜って場合、どこで無限戦闘モードに入るのがいいでしょうか? 候補になるのは1番どうろか22番どうろですけど、それぞれの出現率とかから確率的に計算してみます

    まず黄色の1番どうろは出現するポケモンのレベルが他の色より高いので除外します。

    1番どうろ(赤、緑、青版)

      ポッポL3 コラッタL3 コラッタL3 コラッタL2 ポッポL2 ポッポL3 ポッポL3 コラッタL4 ポッポL4 ポッポL5
      出現率は25.00/14.45/15.23/9.77/9.77/9.77/5.08/5.08/4.30/1.56%

      これから計算すると1回の戦闘あたり、もらえる努力値はそれぞれ
      HP=2.555 攻撃=3.4456 守り=2.555 素早さ=4.891 特殊=2.0002
      1回の戦闘でもらう経験値=1.1095 (計算してね)になります

      そこで、何も考えないで場所を決めて出現したポケモンをひたすら倒し続けた場合に必要な戦闘回数と、もらう経験値の平均値が計算できますね(^-^;

      育てたいポケモンを捕獲直後にフルドーピング(努力値25600)状態から、努力レベル63と判定される下限(努力値65025=FE01h)まで、つまり39425の努力値を得るのに必要な値ということで、次の表ができます

      場所HP攻撃守り素早さ特殊経験値必要な戦闘回数トータル経験値
      1番道路(赤/緑/青)2.5553.44562.5554.8912.00021.10951971117120
      22番道路(黄)3.14484.27382.83234.26612.59011.47671522120555
      22番道路(赤/緑/青)2.55894.04342.45735.04342.39871.46101643623440

    ということで1番道路が戦闘回数は多いけど、もらう経験値が一番少ない。
    22番道路(黄色)はその逆ですね。もっと他にいい場所あるかも。

    またポケモンの種類とレベルによって、必ずしも努力レベル最大でなくてもステータス同じ場合があるので、育てたいポケモンと目標レベルから自分で計算するのをお勧めします。計算くん使ってね。


【おすすめツール#しかし入手困難(爆)】

こんなのやってられないよ〜(^-^; って方がほとんどだと思います(笑)

なにも自分でやらなくてもマシンがやってもらいましょう。
ドラクエ5、6、ファイナルファンタジー5、6で話題になった自動戦闘マクロが組める必殺CC(コナミ製) 写真を見る +スーパーゲームボーイでSFCでやれば、適当に戦ってPPが無くなる頃、ポケモンセンターで復活してまた戦闘。ってマクロが組めるはずです(ノーマル攻撃受けないゴースト系で戦わせれば確実ですね(^^) だめでも最悪、「適当に歩く→ポケモン交代する→倒す」ってマクロはできると思います

1回の戦闘に45秒とすると・・・例えば20000回=250時間だから、2週間ぐらい自動運転しておけば最強化できますね(笑)
どなたかトライしてみて下さい〜 (報告待ってます)

ただ、このコントローラーはすでに生産中止なので入手困難だと思います(スーファミのパーツだし・・・)
私はドラクエ6の頃買いました v(^^) 個人的には無理してゲットするより改造ツールを使った方がいいと思う(笑)


【番外:ポケモン成績表】

これは冒頭で紹介した「純くん」のアイデアです

ポケモンによって、倒した時にもらえる経験値と努力値が違うはずです。そこで経験値1あたり、もらえる努力値(合計)をまとめてみました。とは言っても、出現する全種類でやると収拾つかなくなるので、実際にはあり得ませんがレベル30と勝手に決めました(^-^; 見てね。

ポケモン成績表




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