28日(土)午後3:40分頃、ホテルグリーンタワーチェックイン。部屋番号1115。
ロビーで任天堂スタッフの人にロムカセットを預ける。Nスタ編集部の人がやってきて、あとで部屋に簡単にゃインタビューにうかがう、とのこと。エレベーターで11階へ。

部屋の前に到着。鍵を開けるのにコツがいり、1分程悪戦苦闘。部屋はツインルームで、普通程度の広さ(泊まるのは私と妹と母)。
荷物をおろし、ちょっと「攻撃くん」で調べたいことがあったのでパソコンを起動していると、ノックの音。
早いよ〜顔洗うひまもありゃしません(当日、CHAGE&ASKAのコンサートと重なっていたせいもあり、海浜幕張駅はおすなおすなの大盛況。もう汗ダラダラでちた)。

「は〜いどうぞ〜」って母さん母さん、オートロックじゃ開きませんがにゃ。妹がドアを開けると、Nスタの藤岡氏、カメラマンの人、そしてトランセル氏が登場!(あともうひとりいまちた)。 おお〜トランセルだ、動いてるよ〜(失礼)などと埒もにゃいことを考える。妹は窓際の席にすわり、向かいのソファーにトランセル氏とカメラマンの人が座る。「じゃ、簡単にゃインタビューを」とトランセル氏が切り出し、妹がなんか答えている。「地方大会終わってから、決勝大会用にポケモン育て直ちた?」「いいえ(←声硬い)」

そうなのである。妹は愛媛大会(7/27)が終わってからただの一度も「ポケスタ2」をやっていなかったのだ(ひたすらスマブラ)。余裕ではなく、私自身もまさか地方大会を突破できるにゃどとは考えていなかったため、気が抜けてしまっていたのだ。「ここまで来れたんだから、あとはもう負けてもいいよ」と地方大会でベスト8に残ってからはずっと妹に言っていた(←覇気がナイ)。

「64マリオスタジアムは見てる?あ、愛媛ってやってるんですかね」と途中でトランセル氏が立っているもう一人の人(あれ?全部で3人だったか)に尋ねる。「ええ、やってますよ。住んでるのは香川ですけど」と私が答える。そういえばこの前番組では「愛媛県の代表」って徹さんがいってたな〜。「優勝する自信ある?」「・・・ちょっとだけある」おいおい!キミ1ヶ月まるまるさわってなかったんやで!大ちた自信やな(笑)。その後写真を2,3枚とり、インタビュー終了。ホントに短いな〜。

4時半頃にロビーに集合。選手たちも集まり、妹は山本紫織ちゃんと何やら楽しそうに話している。順応早いねえ〜と思って見てると、トランセル氏と見覚えのあるでっかいおじさんがなんか話し込んでいる。おお、紫織ちゃんのお父さんだにゃとすぐわかり、こちらもごあいさつ。

今後の予定について選手たちにちょっとちた説明があり、その後選手+関係者一同はぞろぞろと列をなしてメッセ新館ホールへ。5分ほど歩く間に紫織ちゃんのお父さん(以下パパさん)とちょっとばかり話す。5時過ぎに到着。ここで関係者であることを証明するシール(’99SPACEWORLD WORKERS)が配られ、一同裏手の関係者入口から御入場。なんかいい気分。会場内ではたくさんのスタッフが後片付けをしている。メインステージに着き、選手たちは入場にゃどのリハーサルのため前の方へ。ステージではいかにも撮影現場らしい会話がとびかっている。同伴者の方々は後ろの方の席で待機。

(パパさんもひとりでヒマそうにしていたので話しかけようとしていたら、突如会場にトーナメント表が登場!なに〜!?第一試合!?!「あれ、決定したんですかね?」「さあ・・・それだとちょっと困りますねえ」と、パパさんも落ち着かない様子。それもそのはず、第一試合の相手は強豪ぞろいの東京大会Hゾーンを制して代表になった青木君。かなりの強者らしいです、とのこと。ちにゃみにこのとき妹の相手は梶原くんだった。「あ〜梶原君にゃら勝ちやすいと思います」と嬉ちいお言葉。ペルシアン・ウツボット・エレブーをよく使っていたとの情報もいただく。しばらく検討して、よし、勝算成立!と思ったときに「組み合わせは明日のお昼に決めます」というスタッフの説明が。な〜んだ。「いや〜助かりまちたよ」とパパさんはほっとした表情だ。リハーサルも終わり、一行は再びゾロゾロと ホテルへ。

帰り道、パパさんと色々話をしていると、「マニアックにゃ会話しよるね」と入ってきたのは大阪大会1日目代表の坂本篤くん。「きみ何年生だっけ?」「中3」「お〜いい度胸しとるね〜」うちの親と妹と紫織ちゃんはさっき知り合った石川代表の永井君と話している。「すきなポケモンはイーブイでちたっけ」と永井君。「よく覚えてるね〜」一応全員の学年と好きなポケモンは覚えたそうだ。むむ、こりゃ勉強家だ。

ホテルに着いた後、食事に出かける。パパさんと紫織ちゃん、坂本君とそのお母さんも一緒だ。道中に改造野郎の話ににゃる。どうやらあの子(みんにゃわかるよね?)はホントに改造で、岡村さん(ポケモンの開発関係の人らちい)に、「ちゃんと育ててきてや〜」と言われて、今回新たに育て直ちたらしい。1日ROMを預かったのも、徹底的なチェックをするためじゃろうと坂本くん。彼が岡本さんから聞いたところによると、個体値(この言葉は2人とも知らにゃかった)最高のポケモンは、「絶対に出にゃい」そうだ。「えっ?でも1/65536の確率で出るんじゃないの?」と聞いてみたが、岡村さんが「出ないようにしてある」と言ったという。どうやら確率的にゃ問題ではにゃくそういう仕様ににゃっているらちい。

#z80追加)気になったので調べました。最強の素質のポケモンは果たして出るのか?も見てね

なんとこの日会場のすぐそばでカラットがPARの広告を配っていたらしい。坂本くんがそのことをトランセル氏に言うと、強制撤去させると言ったそうだ。「なんであんにゃことすんのかな〜達成感あらへんやろ」という坂本君の言葉にパパさんも私も熱心にうなずく。パパさんはツールのことを全く知らなくて、広告(PS版だったらちい)をもらって、「ほ〜セーブ10個もできるの?こりゃいいな〜とか思ってたよ。危ね危ね」とのこと。

ホテルのすぐ傍のデパート(?)の2階へ。永井君がいたのでうちの母が誘いにいったが、なか親が買い物してるらちい。2階はレストラン街。さあ、どこにするか・・・「ここにしよう」って、やっぱりそれね・・・誰が言い出したのか忘れたが、いつのまにかとんかつ中心の店に入っていた。待っている間もマニアックな話を続ける3人。2人ともあまりパソコンはいじらにゃい環境らしく、このページのことも知らなかった。さっそくアドレス書いて渡ちたけど、しまった!「members.」抜けてる・・・まあ、もし出なかったらYahooで「#z80」検索するように言ったから大丈夫かなぁ?

#z80追加)このページはhttp://i.am/z80/でもこれるよ。

個体値・努力値という用語があること、急所率には素早さが関係していること、ドーピング無しでも能力は最大まで引き出せること、パソコンに預るとステータスが上がるのは貯まった努力値が再計算されるためであり、努力値の再計算はパソコン預け時とLVUP時に行われることなどを説明すると、2人とも感動していた。いや〜ポケモンについてこんなに人と語ったのは初めてですわ。

坂本くんからは岡本さんや「にっしん」(ポケスタ1に出てる子(高2・今回は大阪2回戦で負けたけどにゃかにゃか強いらちい)の話や、改造くんに負けた子が会場に乗り込んで「こいつは改造だ!」と叫んでやる!と言っていた、というちょっとこわい話も聞き、パパさんからは64マリスタの裏話(富士見コラッタ時代のも)や、東京大会の情報をたくさん聞いた。「攻撃くん」のことを話すと、2人ともぜひ見たいというのであとでまた会う約束をする。うちの親と坂本君の親は、中3なのに困ったものです、あらうちも去年そうでちたよなどと話していた。

ホテルに帰った後くつろいでいると、永井くんが訊ねて来た。何?と聞いてみると、「先ほどはお誘いをお断りしてすみませんでした」と言う。おお、今時にゃんと律儀な子だ!「そんなの別にいいよ」と言っても、「後で追ったんですけど見つからなくて。ホントにすみません」とまた頭を下げる。大した子だ、と思いましたよ。何食べたの?と聞くと・・・やっぱり「かつ」だという。どこの親でも考えることは一緒ですねえ、やっぱり。

ちょうど約束の時間(8:20)になり、坂本くんが迎えに来たので、永井君も一緒に行くことに。山本さん親子はひとつ上の12階、1212号室だ。さっそく「攻撃くん」を使ってみせると、「こりゃいいな〜」「うわ、ずる!」「こんな便利にゃものがあるんですか!?」と3人ともいたく感動していた。

#z80追加)えへへ v(*^^*)

それからNスタを見ながらこいつの攻め方はこうだ、いやこいつは絶対これを代えてきてるぞとか、こいつのニョロボンのねらいはおそらくこうだとか、じゃあこいつのカブトプスって一体何?とか、ファイヤーって怖いけどだいもんじ次第だよね、そうそう、あれほんとに「どくどく」と同じ確率か!?ってくらい外れるよな〜、ウィンディって能力値もったいないよね〜とか色々しゃべっていると親が迎えに来た。時計を見ると、いつのまにかもう9時半を回っている。それじゃそろそろ、と名残惜しそうにみにゃ立ち上がる。

「明日決勝で会おうにゃ」「ははは、そうだね」と坂本くんとパパさん。じゃあおやすみ、とそれぞれ自分の部屋に帰った。部屋に戻ったあと、妹と母は風呂に入る。私はさっきまでの話を頭のなかで整理し、さりげなく聞き出ちた情報をもういちどまとめてNスタの記事と比較検討し、マニュアルを作成する。二人が寝たあとも、ちょくちょく攻撃くんを活用しつつ相手のポケモン別の3匹パターン(相手にペルシアン・ユンゲラー・ゴーストがいるかで場合分けし、8パターンに分けた)を完成。ウツボットは検討の末除外し、完全な見せ球に。うちには地面系がいないから相手としてはエレブー・ライチュウを出しやすいな、やっぱりニドキング(一応育ててはいた)あたり入れとくべきだったか・・・いや、かえって相手のポケモンが読みやすくなるから逆用すればこちらが有利か・・・とか色々悩みながら、結局4時半までかかってマニュアル完成。妹はすやすや寝ている。・・・やれやれ、どっちが出るんだか(苦笑)。


決戦の日、7時半起床。夜ふかししたためか食欲がなく、パンを一切れ食べただけ。妹と親は下に食べに出かける。帰ってきた妹にマニュアルを渡し、いくつか指示を与える。今思えばこのときもう一回見直しとけばよかったなあ(^^;

8時50分に集合だったので、私がトイレに行ってる間に2人は先にロビーへ。私が後から忘れ物がないかもう一度チェックし(A型)、鍵をもってエレベーターへ。上から降りてきたエレベーターは結構人が入っていたが、なんとか乗れた。扉が閉まり、エレベーターが降りていくが、ふと7階でとまった。まだ乗れるかな、とか思っているうちにドアが開く。赤いシャツを着た男の人が立っている。その男の人が腰を折って重そうに荷物を持ち上げ、顔を上げた。その顔を見た瞬間!

その瞬間、私の心臓はたしかに一拍飛ばして打った。(・・・・・・!!!
ここで問題(怒らにゃいで〜!)。私はにゃんでその人の顔を見てそんにゃにビックリちたんでしょうか?
    (掲示板ログから)
    ・・・まさか種市さんだったとか? 08/30(月) 22:31:58
    種市さんとは前日に会ってます(下のほう参照)>いろいろ話ちたいことあったんですけどね〜(^^; 08/30(月) 22:33:55
    ヤクザだった!(古っ!) 08/30(月) 22:57:04
・・・!!!み、宮本さん!?)そうにゃのである。現代のゲームの生みの親、世界の至宝、「あの」宮本さんである!宮本さんがエレベーターに入ってくるとき、思わず後ずさりして必要以上にスペースを空けてしまったような気がする。他の人の顔を見回したが特にこれといった反応もなく、また狭くなったくらいにしか思っていにゃいようだ。1階に着くまでの時間が非常に長く感じたのは気のせいであろうか。ドアが開き、宮本さんはすたすたとフロントの方に歩いていく。私も続いてエレベーターを降りたが、まるで無重力状態を初めて経験ちた後であるかのように足元が妙に頼りにゃく感じられた。

    (掲示板ログから)
    おおー!!宮本さんにあったにゃんてすごい!!うらやまちいぞ!! 08/30(月) 23:37:07
    でしょ? 種市さんに会ったときは(話したときも)全然緊張しなかったのに(失礼ながら)、宮本さん見たときはビリビリ来ましたよ。 08/31(火) 00:02:41
ロビーには既に選手とそのご家族の方々が集まっている。紫織ちゃんのお母さんも来ていて、うちの親と何やら話している。宮本さんはフロントで荷物を預けるようだ。フロント前のソファーでは、坂本くんと永井くんの弟が2軍同士の対戦をやっている。

「おい、あれ見ろ」「何?」「あの赤い服の人だよ!昨日お前見たっていってたろ?(前日、ミュウプレに行っていた坂本くんは「赤いシャツを着た宮本さんらしき人を見た」と昨晩話していた)」あわてて立ち上がる坂本くん。「はやく入力してよ」と永井くんの弟がせかすので、また慌てて画面を見、ボタンを押ちゅぅ。エレブー対ペルシアン(だったか?)。「バカ!GBでみがわりしたって無駄だろ!」見事にマヒする坂本ペルシアン。あっそうか、と坂本くんはもう気もそぞろだ。

宮本さんとフロント係の話が終わると、混乱したのかあっさり負けた坂本くんはすかさず傍にいって何か話しかけた。うちの親が来たので鍵を渡しにゃがら宮本さんのことを話すと、「一緒に写真撮ってもらったら?」という。「・・・いや、迷惑になるから」と言ったものの、普段はミーハー根性とは無縁な私がそう言うのに要ちた努力は、たいへんなものであった。話終わったのか、坂本くんが宮本さんにおじぎしている。宮本さんは出口のほうに歩みさっていった。「いや〜ホントに宮本さんだった。すげ〜」と戻って来た坂本くん。「何話してたんだよ」「大会出るっていったら、がんばれって言われた」くう!なんてうらやまちい奴だ!!

みんなが集まったので、あらためて選手の出欠をとったあと、いよいよ出陣。会場裏で再び「WORKERS]のシールが配られ、関係者専用入口から入場。やはりいい気分だ。会場はまだ開いて10分もたっていないのに、大変にゃ混雑ぶりだ。すでにスマブラ大会は2時間半待ち。すごすぎる。

メインゲートを抜け、ステージ裏手の通路にあるエレベーター(関係者以外使用禁止)で2階へ。実にいい気分である。2階は長い通路になっていて多くの商談室がある。ところどころにある窓からは1階の様子が一望できる。すこぶる気分がいい。待合室に案内され、簡単な説明を聞く。トーナメントはあみだくじで決められ、発表は昼にするという。「せっかくできた友達とそれまでなごやかに過ごすため」だそうだ。にゃかにゃか気が利く。

10時50分の集合時間まで、自由に歩き回っていい、というので一時解散。私も妹と下に行くことにした。すさまじい混雑ぶりだ。妹が行きたがっていたスマブラ大会は到底間に合わにゃいので断念(余談だが、妹はスマブラではネス使いでかなり強い。特に燃やしてからのコンボ、相手ネスの空中からのPKサンダー体当たりを先読みしてこちらもPKサンダーを出し、相手のサンダーに当てて自滅させたりするなど、いやらしい攻め方。一体誰が教えたのだろう?^-^;)がうまかったりする)。

次に見たがっていたカービィ64は1時間待ちの5分プレイで、これも無理だ。結局全部見てまわっただけで、実際にやったのはポケモンくじだけ(二人とも空クジなしの4等のどでかいバッジ。特等は非売品のラプラス+ピカチュウのぬいぐるみだった)。

20分くらい前には待合室に戻った。その後、司会のおねえさん(←実況うまいね)も加わってもう1度打ち合わせがあり、いよいよ取組表が発表される。「1回戦第一試合・・・」緊張の一瞬。「大阪大会代表、坂本篤くん対、」おいおい、あいついきなりかよ!と思う間もにゃく、「64マリオスタジアム代表、山本紫織ちゃん」。どか〜ん。

思わずパパさんと顔を見合わせ、お互い苦笑いする。その後も次々と組合せが発表されていく。シードこい、シードこいと念じていると、来た!3分の1の確率のシードがめでたく当たった。相手は今村くん(中2)。全く情報のない相手だが、なかなか真面目そうだ。その後スタッフ弁当が配られ、ピリピリちた雰囲気が漂うかと思いきゃ、意外になごやかにゃムードでみんな話し合っている。

食事のあと、私とパパさんと坂本くんと今村くんと青木くんは円になっていろいろしゃべった。妹は相変わらず紫織ちゃんとひっついている。今村くんは無口で、なかなか情報を引き出すのは難しそうだったが、それでも遠まわしに探りを入れた結果どうやらエレブーとライチュウはどちらかに絞ったらしいことがわかった。彼の出た福岡大会はかなり最初のほうだから時間はたっぷりあり、64マリオの放送内容も考えるとおそらくゴーストあたりを加えたのだろう。

ここで予想されるパターンとNスタの情報をもう一度照らし合わせ、そのパターンで出す予定だったドククラゲをエレブーに変更し、ペル・ゴースト・エレブーとちた。これは地面系を出されると痛いが、もとのままだとエレブーにやや弱い。そのパターンで戦う予定のもう一人の相手(地面系アリ)とはまず当たらないので、思い切って変更した。

パパさんに電話がかかってきて席を外したので、チャンスとばかりに坂本くんが紫織ちゃん攻略法を聞いてきた。あらためて紫織ちゃんの6匹を見ると、電気系が1匹もいない。しかしこれはNスタ決勝の松倉くん相手に組んだシフト(サンドパンを出して欲しくなかったのだろう)で、おそらく今回は変更が予想される。代えるとしたらユンゲラーかウツボットを外してエレブーだろうという結論になった(←失礼!ウツボットは最初から入ってなかった。サンドパンでした)で、彼は「リザードンどうかな」と言っていたので、この時点で(偉そうに)却下。理由を説明するとあっさり納得した。こだわらないところがさすがに偉いね〜。で、次にゴーストについて、「おそらくペルシアンの顔を見るなり代えてくるはずだ」と注意を喚起する。しかし坂本くんの場合、ペルシアンが抜けるとかなり痛いので、とりあえず先鋒エレブーで様子見、次にペルシアンも決定。さて3匹目は・・・と考え始めたところでパパさんが帰ってきた。「いまこの子どうやって攻めるか考えてたんですよ」と写真を指さしながらいうと、「でもそれって決めつけちゃいけないよ」とパパさん。「もちろん。どれ代えてるかだいたいわかるで」と坂本くんが言うと、ちょっと不安げだ。

そうこうしているうちに時間になり、同伴者の我々は一足先に席の確保に向かった。「下手のほうは映しません」と聞いていたので、とりあえず1回勝てば映るか・・・とか考えながらステージ向かって右のほうへすわる。パパさんは左の方へ。(←「下手(しもて)」ね。「へた」じゃにゃいよ^^)。今日1番のイベントとあって、20分前からステージ前はすさまじい混みっぷりだ。ふと前の席を見ると、藤田みかさんがいた。地獄の東京大会Hゾーンで負けた人だ。パパさんの話では弟も二日目に出ていたらしい。選手紹介も終わり、いよいよ大会開始。後ろを見ると、もはや空いている席などひとつもなく、場内は熱気に包まれている。熱い。

1回戦・・・私にとっては注目の好カード。昨日の坂本くんの台詞を思い出す・・・決勝どころか1試合目だ。皮肉なもんだな・・・と思っているうちに試合開始。個人的に99カップの音楽は「暗くて盛り上がらにゃい」と思ったが、大音量・実況解説つきだとやっぱり違う。坂本先鋒エレブー・・・よしよしそれでいい、紫織ちゃんはピクシー・・・うむ、予定通りだ、と別に坂本くんの応援をしているわけではないのだが、どうしても自分が助言ちた人には頑張ってもらいたくなる。

お、ペル出ちたにゃ・・・ほれ次ゴースト来るぞ、先読みしてサイドンにかえい!ありゃ?みがわり?まあそんにゃに悪くはにゃいけど・・・、あちゃーメガドレイン?そりゃ完全にゃミスだわ・・・(このへんからどっちの応援だかもはや自分でも判断不能)バブル光線?なるほど、10まんボルトよりも確実に素早さ下げにいったんだな・・・てことは3匹目は やっぱり遅いサイドンか・・・何!ヤドラン!?

それはちょっとばかしまずいんでないかい?坂本くんよ〜。こりゃ決まったかな・・・お、なんとか1発の範囲まで減らしたか・・・こりゃ1対1だな。うむ、きたきた・・・坂本先制!おや、思ったより減らないな・・・まあにゃんとかもう1発でいけるが・・・こりゃしょっぱにゃからいいバトルだ!見ごたえあるねえ〜さあ、次どっちだ!おお、緑!決まったな・・・と、初戦から手に汗にぎる戦いでした。

次は萌だな・・・お、出てきた出てきた・・・緊張してこけるなよ・・・こけるぞ・・・こけるぞ・・・こけろ!(ここで我に返る)うーむ、どうやら頭が混乱してるにゃ・・・。第2試合、モニターに映らないので表情から想像するしかにゃい。あ、今村くんガッツポーズ!・・・くそ〜まずいのか?(しばらく沈黙)お、頭に手をやったぞ!困ってる困ってる・・・いけたかのぉ?いけたよな!?終わった!おお、残ってるよ!勝ったぞ!・・・ふう、こりゃ心臓に悪いぜ・・・

次、梶原くん相手。勝ちやすい相手のはずだが・・・おい萌!ひっつきすぎ!手元見えるぞ・・・お、梶原目と口がO!(°O°)でもあの子オーバーアクションだからな・・・おい、なんでいちいち紙をポケットに入れるんだ?ちゃんと横においとけ!あ!ありゃなんかミスったぞ。いちいち紙しまうからだよ・・・こら萌!手元見られてるって!こら梶原!ちっちゃい子相手に大人気ないぞ!何祈ってんだ・・・もっと離れろ!あ〜も〜あのバカ!こら!見てからボタン押すな!さっきから入力遅いぞ!あ!負けたみたい・・・(ここで我に返る)。(手元を見たように見えたのは気のせいです。ひいき目です。負け惜しみです。気にしないで〜)そうにゃの?俺も手元見てるように見えちゃったよ。

3位決定戦は、下の方のツリーのレスに書きたいこと書きまちた。永井君強いね〜!ペル使わないで大したものです。とまあ、このようにして大会も終わり、優勝賞品は予想通り金・銀の目録。試合終了後は待合室でみんなポケモン交換してまちた。

いや〜実にいい体験でちた。(妹は昨日ポケモンセンターに行っていろいろ買い物して、前から欲しがっていた「ピカげん」も買って帰りまちた。たぶん今頃テレビに向かって「ピカチュウ〜」とかしゃべってると思います(あ、もう寝てるか)。

皆さん、長文にお付き合い下さいまして本当にありがとうございまちた。(了)

(追記)了とか書いときながらすみません(笑)。大会終了後、スマブラコーナー行ったらすでに受け付け終了しててがっくし。ビデオとブレスほしかったのにぃ。それから帰りの駅がもう地獄。ただでさえ暑いのにまたライブでもあるのか、スペースワールドから帰る人と駅から出てきた人とがぶつかりあってもうパニックでちた。


以上、任天堂カップ99決勝大会に出場した、野並萌(愛媛代表)さんのお兄さんのhidakaさんが、その様子を詳しくレポしてくれました。すごいですね〜 ほんと、読んでるだけで会場にいるような気持ちになれます。猛烈感謝! (#z80)


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